
企業・組織を狙ったランサムウェア攻撃が後を絶ちません。近年では、データを暗号化して身代金を要求するだけでなく、窃取した情報を公開すると脅迫するなど、その手口も巧妙化・多様化しています。
ランサムウェア攻撃による被害は、システムや業務の停止、情報漏洩、取引先への影響など、事業全体に及ぶ可能性があります。こうした脅威に対し、企業はどのような点に注意し、どのような備えを進めるべきなのでしょうか。
本記事では、猛威を振るうランサムウェア攻撃の動向や手口を整理しながら、被害を防ぐために企業・組織に求められる対策について解説します。
contents
この記事でわかること
- ランサムウェア攻撃を取り巻く現状
- 近年のランサムウェア攻撃の特徴
- ランサムウェア攻撃が企業・組織にもたらす影響
- 被害を防ぐために押さえておきたいポイント
以下、SQAT® Seurity Report 2026年春夏号【注目テーマ】「猛威を振るうランサムウェア攻撃」より一部抜粋
ランサムウェア攻撃の脅威は今も続いている
ランサムウェアは、サーバや端末のデータを暗号化し、その復旧を条件に金銭を要求するマルウェアです。
近年では、データを暗号化するだけでなく、攻撃によって取得した機密情報をリークサイトなどに掲載したり、Webサイトに対してDDoS攻撃を仕掛けたりと、複数の脅迫を組み合わせるケースも増えています。
また、VPN装置などのネットワーク機器に存在する脆弱性を悪用して組織のネットワークへ侵入する手法や、専門知識がなくてもランサムウェア攻撃を行える「RaaS(Ransomware as a Service)」と呼ばれるビジネスモデルも確認されています。

https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R7kami/R07_kami_cyber_jyosei.pdf
ランサムウェア被害が企業にもたらす影響
ランサムウェア攻撃による被害は、データの暗号化やシステム停止だけにとどまりません。
警察庁の令和7年上半期の統計データによれば、ランサムウェア被害からの調査・復旧に1,000万円以上を要した組織の割合は前年と比較して増加しています。
被害に遭ったサーバによっては、取引先との取引停止やECサイト、工場の停止などにつながる可能性もあり、復旧費用だけでなく、事業機会の損失や顧客・取引先からの信用低下など、企業活動全体へ損害が発生することも考えられます。
国内大手飲料メーカーを襲ったランサムウェア攻撃
2025年下半期には、国内大手飲料メーカーのグループ企業がランサムウェア攻撃を受け、大規模なシステム障害が発生しました。
ランサムウェアによって複数のサーバや一部のPCのデータが暗号化され、事業継続に必要なシステムが使用不能となったことで、受注・出荷業務や生産ラインなどにも影響が及びました。
では、ランサムウェア攻撃による被害を防ぎ、万が一侵入された場合にも被害を最小限に抑えるためには、どのような備えが必要なのでしょうか。
続きはSQAT® Seurity Reportでご覧ください

「SQAT® Security Report 2026年春夏号」では、ランサムウェア攻撃の実態や実際の被害事例をさらに詳しく取り上げるとともに、企業・組織が講じるべき対策を「予防」「検知・防御」「復旧」の観点から解説しています。
具体的な対策についてはぜひ資料をダウンロードのうえ、ご確認ください。
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編集責任:木下




