
SQAT® Security Report 2021年春夏号

※本記事は、2021年3月公開「SQAT®Security Report 2021年 春夏号」の記事、
「ホワイトハッカー列伝
~時代の先端を走り続ける人々~」の一部抜粋になります。
近年、「ホワイトハッカー」という言葉を耳にする機会が多くなった。
ここではその「ホワイトハッカー」が、どのような存在であり、サイバーセキュリティにどのような影響を与える存在であるのかを、彼らの活躍を交えながら見ていきたい。
ハッカーとは何か?
日本ハッカー協会では、ハッカーの定義について、
「主にコンピュータや電気回路一般について常人より深い技術知識を持ち、その知識を利用して技術的な課題をクリアする人々のこと」
と定義し、「サイバー攻撃者の視点でシステムの脆弱性を暴き、防御や対策を提案、実装できる人も、プログラミング大会やハッカソンなどで面白いものを作るのが好きな人も、ライフハックしている人も、みんなハッカーです。」という見解を述べている。
ハッカーというと、コンピュータ知識をつかって犯罪行為をする人間のことを指すことが多かったが、近年ではこうした人々を「クラッカー」と呼ぶことも増えてきた。一方で、そうした犯罪行為に手を染めるハッカーを「ブラックハッカー」、社会に貢献するハッカーを「ホワイトハッカー」と言って区別する風潮もある。
ここでは、そうしたホワイトハッカーとされる人々が、サイバーセキュリティに及ぼした影響と、彼らがもたらした恩恵について述べていきたいと思う。
歴史を変えたホワイトハッカーたち
社会に貢献し、歴史を変えたハッカーとして最も著名であるのは、スティーヴ・ウォズニアック氏であろう。Apple社の共同設立者の一人である彼は、(…続き)
本記事はここまでになります。
この記事の続きでは、ホワイトハッカーの存在がセキュリティにどのような影響を与えるのか、ハッカーの歴史・活躍を交えつつご紹介します。ぜひご一読ください。
※参考(続き)
contents
3.ハッカーの闇、そして光
4.「ホワイトハッカー」が活躍する時代
5.おわりに
本稿に登場したホワイトハッカーたち
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